MEMBER先輩インタビュー
FCEブランディングを
成功させ、
事業化する
- 早稲田大学卒Natsuko Atake
- 株式会社FCE
社長室ブランド戦略グループ グループ長
「新規事業」ができるかどうかが自分の軸でした。当時、私は教育関係のビジネスをしたいという想いがありました。ただ私にはその能力もなければ、力も、資金も人脈もない。いきなり何かをするよりは、新規事業を数多く手がけてるような会社で、自分もゼロから事業を立ち上げる経験を積みたい、そんな思いで就職活動をしていました。
その中でこの会社を選んだのは、「社会の課題にビジネスで挑む」というコンセプト通り、様々な新規事業を立ち上げていたこと、そして、チャンスがあれば私もその主体になれること、何より、働いている人がもう仕事が楽しくて楽しくて仕方ないという感じで、とんでもなくギラギラした成長意欲にあふれていたことが決め手でした。そんな方たちとともに思いっきり働きたい!そんな思いに突き動かされ、この会社に決めました。
ブランド戦略室に異動して、最初のミッションが「広報機能の内製化」でした。しかし、私はといえば、広報もやったことがなければ、プレスリリースって一体…?という状態。用語は知っていても何をどうすればいいか全く分からない、しかもこれまで社内でそうした機能がなかったため教えてくれる人もいない。どこを目指せばいいかも分からない状態で、まずやったことはとにかく広報についての本を読み漁ること。手あたり次第、本を購入し、最初の1週間は本を読みまくりました。外部の勉強会やセミナーに参加し、そこに参加していた講師や他社の広報担当の方に声をかけ、どんなことをしているのか話を聞かせてもらいに行きました。そうやって自分の中でこうしていけばいいということが徐々に分かり、少しずつ行動できることも増えていきました。いきなり新聞社やテレビ局に伺い記者さんとリレーションを築いたり、記者クラブに行って名刺交換をしたり、当社の取り組みを記者の方が興味を持つような企画書にまとめたり…。そういった行動が形になり、全国紙にドドーンと当社の記事が出せたときは本当に嬉しかったです。トライの数だけノウハウも蓄積でき、今ではしっかりと広報機能を社内に持つことができるようになりました。
FCEグループでは、今の自分には到底できない難易度の高い業務が与えられます(あるいは自分で創り出してしまう…)。そんな時にやり方を教えてくれないとか、どうやってやればいいか分からない…なんて言っていたらもうそこで終わりです。やり方も、そこへの到達の仕方も分からない。ならば、とにかく勉強をしたり、社外の人に聞いたり、ありとあらゆるものを使って、何とか実現する。この力が重要だと思います。どんなに難しそうな仕事を任されても何とか実現する人には、どんどんと仕事やチャンスが舞い込んできます。それがキャリアを積み重ね、能力を引き上げることにもなるのだと思います。